上智大学短期大学部 Sophia University Junior College Division

学びに関する情報

応用言語学(狩野ゼミ)

教員氏名 狩野 晶子(かの あきこ)
職名 教授
専門分野

応用言語学、第二言語習得(SLA)、英語教育、幼児・児童英語、小学校英語

ゼミのテーマ

「言葉をおぼえるとは、言葉をならうとは、言葉を教えるとは」

―第二言語の学びと習得のプロセスを知ることで自らの学びにつなげて活かす―

このゼミでは、どのようなことを、どのように学べるか

 狩野ゼミは教え学ぶことに興味がある学生すべてを歓迎します。
 私自身の研究テーマは「子供が母語と外国語を学習・習得してゆく過程」そして「それをどのように教育の場へ応用してゆくか」ですが、狩野ゼミではそこにとらわれることなく、ゼミ生の興味や進路にあわせ幅広いテーマを扱います。ゼミでは各自がテーマを決め、研究します。その中で、テーマにかかわらず、テーマを見つけ深めるプロセスの中で①情報を得る、②得た情報を精査し活用する、③発表やレポート作成の体験を通して論理的に相手に伝える手法を身につける、といった将来にわたって応用のきく「ロジカル・シンキング」の礎を積み上げます。
 プレゼミでは各自のテーマに深く踏み込むための準備として、土台づくりとなる知識を文献を通して学び、さらに、ゼミIとIIでは各自のテーマ研究を深めるための手法と発表の方法、論文の書き方を体得します。

このゼミで学んだことは将来どのように役立てることができるか

 狩野ゼミでは学生が個別の研究テーマを定め、その内容を深めます。発表と質疑応答によるお互いの学びあいの中でそれぞれが自分のペースで成長してゆくのを、教員はサポートし見守っていきます。学びの手法の確認のため幅広い内容の課題図書を読みます。学生はこれを足掛かりに幅広い分野において個別のテーマを見つけます。文献を読む中で読解力を養い、ゼミ論の準備を進める過程で分析的に考え、研究する手法も身につけます。狩野ゼミでは、学生の多様性、学びの多様性を大切にしてきました。狩野ゼミで学ぶことで、学生諸君が広い視野と多層的な物事の見方を育み、主体的な学びの手法を身につけてくれることを期待します。その学びは就職であれ、編入であれ、進路選択においてきっと大きな力となります。ゼミでの学びをとおして、自分を変えたい、より高みを目指したい、成長をしたいと思う学生にとって狩野ゼミはチャレンジし甲斐のあるゼミとなるはずです。

学生へのメッセージ

 狩野ゼミを志望される皆さん、チャレンジ精神をもって応募して下さい。
 これまでの狩野ゼミには実に様々な分野に興味を持った学生がきました。進路も多様です。就職志望、編入志望の学生がほぼ半々、この多様性が狩野ゼミの特徴の一つだといえます。分野にかかわらず真剣に学びたい学生にとって、狩野ゼミはその機会を存分に得られる場となるでしょう。狩野ゼミの学生がゼミの中でさまざまな価値観やバックグラウンドの学生と出会い、関わる中で視野を広げ、刺激を受け、それがゼミ学生みんなの成長へつながっていく姿を毎年見守ってきました。狩野ゼミは学生が主体的に、活発に参加するゼミナールを目指しています。自分から積極的に発言し、行動する姿勢を持つ一年生諸君が加わって下さるのを待っています。
 みなさんとともに楽しい充実した「狩野ゼミ」を創りましょう!

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