上智大学短期大学部 Sophia University Junior College Division

地域連携・
サービスラーニング

サービスラーニング

サービスラーニングとは

サービスラーニングとは、「社会参加、実践を通した学外での学びと、授業などの学内での学びの融合」を意味します。地域社会での社会奉仕活動(Service)を通して得られる「学外での学び」と講義などを通した「学内での学び(Learning)」を結びつけて、学修を深めていきます。本学のサービスラーニング活動はキリスト教ヒューマニズムに基づく「他者のために、他者とともに(For Others, With Others)という本学の教育精神を体現する活動です。

 

本学のサービスラーニング活動は、秦野市と本学との提携事業協定*1に基づき、短期大学部キャンパスのある秦野市内で行われます。主な活動は、外国につながる子どもたちや市民を対象とした日本語・教科学習支援活動及び、小学校での児童英語教育支援活動、図書館などでの幼児への英語活動などです。

学生は、正課科目から言語教育、異文化理解など自分の興味のある科目を履修(Learning)し、学外での奉仕(Service)活動に、講義で学んだ知識を活用します。学生はサービスラーニングの体験から得た気づきを、授業などにフィードバックさせ、学生自身の学修を深めます。さらにその学修をボランティア活動に反映させて、より良い活動へとつなげていきます。また、地域社会等の中で様々な人々と関わりながらコミュニケーション能力、課題を解決する力や社会性を培います。

 

サービスラーニングには、授業の中行うものと、授業外の時間に行う(ボランティア)ものがあります。学生は、それぞれの履修計画や生活に合わせて、サービスラーニングを行うことができます。サービスラーニングに参加するには、サービスラーニング入門講座を履修しなければなりません。学生の中には卒業までに複数のサービスラーニングに参加する学生も少なくありません。

 

以上のようにサービスラーニングとは、地域社会での奉仕活動をアカデミックな学内での学びと結びつけ、地域から得られた社会での体験を振り返り、社会性を核とした様々な能力を培っていく学習プロセスです。本学はサービスラーニングのプログラムを通し、学生のコミュニケーション能力や社会人基礎力を育て、ライフデザインができるように支援します*2。

 

*1 本学は、平成19年度に締結した「秦野市と上智短期大学との提携に関する協定書」に基づき、秦野市と提携をしています。本学部による多くのサービスラーニング活動は同提携の下に実施されています。

*2 「サービスラーニングによる学生支援の総合化-ライフデザインと社会人基礎力の養成」は、平成20年度文部科学省「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)」に採択されました。

地域連携・
サービスラーニングVolunteer