新型コロナウイルス感染拡大に伴う本学学生へのご支援 御礼と継続支援のお願い
2021年 4月
学校法人上智学院理事長 佐久間 勤
上智大学長 曄道 佳明
上智大学短期大学部 山本 浩
新型コロナウィルス感染拡大により、さまざまな困難に向き合われている方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、医療従事者をはじめ、最前線で活動されている皆様につきましても、この場をお借りしあらためて感謝申し上げます。
長期化の様相を呈するこのコロナ禍において、この一年で生活様式が一変された方も多いことと存じます。上智大学、上智大学短期大学部、上智社会福祉専門学校においても、授業のオンライン化、各種行事やイベント、学生課外活動の中止または規模の縮小、キャンパスの入構制限など、さまざまな制約を余儀なくされました。
本学では、「学生が一人も就学継続を諦めることがないように」との思いを胸に、この一年、教職員が一丸となり知恵を出し合って参りました。2020年5月以降、家計急変やアルバイトの機会を喪失した学生への支援、また、オンライン授業による学生の環境整備への支援をお願いして参りましたが、皆様からの多大なるご支援・ご協力により、2020年度は約7千万円の経済的支援、約3千万円にわたる環境整備支援を実施することができました。ソフィア会を中心とした卒業生団体・個人、在学生ご父母、教職員、篤志家ほか大変多くの皆様より当初の想定を大きく上回るご芳志を賜り、物心両面での学生支援へのお力添えにあらためて感謝と御礼を申し上げます。
※3月31日時点での集計金額をご報告させていただきます。
件数 | 金額(単位:円) | |
卒業生(ソフィア会を含む) | ||
・大学 | 1,137 | 95,900,338 |
・短期大学部 | 30 | 1,699,000 |
・社会福祉専門学校 | 34 | 917,000 |
ご父母 | 63 | 2,322,000 |
その他(教職員ほか) | 146 | 9,478,022 |
合計 | 1,410 | 110,316,360 |
2021年度、本学は原則として全授業をハイフレックス型で実施しています(一部の科目を除く)。ハイフレックス型の授業とは、対面授業とオンライン授業を融合した授業です。ハイフレックス型では、本学の秦野キャンパスの教室で対面授業が行われるので学生はそれに参加することができますし、同時にその授業にWeb会議システムのZOOMを通して参加することもできます。このように本学は、コロナ禍においても、教育の質を保証するため、様々な工夫を重ねているところです。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の収束の目処は立たず、現在も日常生活に不安を感じている学生は数多く存在しています。本学では、2021年度も継続して学生への経済援助と学内の学修環境の整備を実施し、学生支援に取り組んで参ります。
皆様には、引き続き学生が安心して学業を継続できるよう、「新型コロナウィルス感染拡大による学生支援」へのご理解とご賛同を宜しくお願い申し上げます。
■「新型コロナウィルス感染拡大に伴う学生支援のお願い」については、下記のリンクよりご確認ください。
https://www.jrc.sophia.ac.jp/news/2020/8919/
【本件手続きに関するお問い合わせ先】
総務局ソフィア連携室 募金担当
Mail: sophia2013-co◆sophia.ac.jp (送信時に、◆ を半角の @ に変えてください)
現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、オフィス勤務および在宅勤務を併用した事務体制となっております。
お電話での迅速な応答ができない場合がございますので、上記メールアドレス宛にてご連絡をいただけましたら幸いです。ご理解のほど、何卒お願い申し上げます。