上智大学短期大学部 Sophia University Junior College Division

キャンパスリポート

秦野市「広報はだの」で、「ベジタステーションはだの」の活動が掲載されました

2017年6月13日

2016年4月14日熊本地方を震源とする大地震が発生し、甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいところです。そのような状況の中、一人の学生の、被災地のために何かしたいという思いから、募金活動の輪が学内に広がっていき、「SJC for KUMAMOTO」という団体が立ち上がりました。この団体は711,648円もの募金を集め、建物の損壊やインフラ機能が断たれ、公的援助もままならず、途方に暮れていた市内の病院へシスターを通じて支援いたしました。そして、その後、この募金活動を行ったメンバーが母体となり、課外活動団体として「上智 Jr.ボランティア」が立ち上がり、秦野市の協力の下、新たな目的の活動を始めました。その活動とは、未来を担う子どもたちを地域で見守り、地域で育てようというもので、いわゆる市内の子どもたちの居場所作りです。具体的には、農家と交渉して余剰野菜を分けてもらい、食の安全に配慮しながら、その野菜を使った食事を提供するこども食堂、「ベジタステーションはだの」のオープンでした。ここでは同時に、子どもたちの学習を支援したり、思いっきり一緒に遊んだりしながら、子どもたちの健やかな成長を手助けしています。この「SJC for KUMAMOTO」や「上智Jr.ボランティア」の学生たちは、自分たちが身に付けてきた知識や技術、経験を他者のために活かし、他者と共に行動しました。これは本学の教育精神「Men and Women for Others, with Others」をまさに具現化したものと言えます。

2017年6月1日発行の「広報はだの」で、上智Jr.ボランティアの学生たちの「ベジタステーションはだの」の活動が取り上げられています。

 

 

]]>

キャンパスリポートCampus Report