2024年度の授業実施方針について
在学生、および新入生のみなさんへ
学長 山本 浩
新型コロナウィルス感染症は、2023年5月8日付で、感染症法上の位置づけが5類(インフルエンザなどと同じ分類)に移行しました。これに伴い、2024年度の授業について大学の基本方針をお伝えします。
2023年度と同じく、これまで継続してきた感染防止対策を講じながら、原則としてキャンパス内の教室で対面にて実施することとします。各授業は新型コロナウィルス感染症の拡大以降、教室定員の6割の人数を履修者数の上限として実施してきましたが、2024年度は収容定員どおりとします。また、必修科目を除く全科目を人数制限科目としてきましたが、コロナ禍前に戻し、英語選択必修科目、第2外国語科目、体育実技科目、その他一部の科目のみ人数制限科目とします。
今後、感染拡大状況によっては、対面授業を全面オンラインでの遠隔授業等に切り替える可能性があります。また、台風等により交通機関への影響等が見込まれる場合、全面オンライン授業に切り替えることもありますので、在学生の皆さんは引き続きオンライン授業にも対応できるよう、PCや通信機器を準備しておいてください。新入生の皆さんも、何卒ご理解のうえ、機器の準備にご協力くださいますようお願いいたします。
なお、以下の2つのいずれかの事情により、キャンパス内の教室で実施される対面での授業に参加ができない場合には、教室で対面にて実施されている授業を、キャンパス外からオンライン(Zoom)で受講することを、申請に基づき例外的に認めます。
①学生本人に基礎疾患があり、新型コロナウィルス感染症に感染した際、
重症化する可能性が高い。
②通学する住所で同居する家族に基礎疾患がある者または高齢者がおり、
同居者に感染すると重症化する可能性が高い。
4月上旬に学内教学ポータルサイト「Loyola」に案内を掲示しますので、該当者はそれに従って申請を行ってください。申請は学期ごとになります。日にちごと、科目ごとでは申請はできません。
なお、2024年度は、上記の理由で対面にて実施されている授業のオンラインで受講が認められた場合であっても、以下の定期試験期間に実施される定期試験については、対面で受験することとします。オンラインで定期試験を受けることは認められませんので、ご注意ください。
定期試験期間 春学期 2024年7月16日(火)~ 7月19日(金)、 7月22日(月) 秋学期 2025年 1月20日(月)~ 1月24日(金) ※この他定期試験予備日に試験を行うことがあります。 ※交通機関の運休、台風等の影響で実施できなかった場合、別日に設定されることがあります。 |
対面にて実施されている授業を、申請に基づき、オンラインで受講することは、2024年度の特別措置とします。本学は通学制の短期大学のため、感染防止対策を行いながら、多様な背景や価値観を持った教職員や学生の間で、対面での交流が行われる、本来のキャンパスの姿にしたいと考えています。
なお、授業を対面で受講している学生が、事前に大学が正式に認めたもの以外の理由によって一時的にオンラインで受講することは認められません。対面で授業に出席できない場合は欠席となります。
但し、学校保健安全法に定められた学校感染症(新型コロナウィルスやインフルエンザ等)に罹患した際は、感染拡大を防ぐため、所定の期間、大学への登校を禁止します。この場合は、事務センターに「感染症報告書」を提出のうえ、医師の指示に従い、感染の危険性がなくなるまで自宅療養してください。「感染症報告書」の提出が確認できたら、当該期間における欠席を欠席と見なすことのないよう、事務センターから各科目担当教員へ通知します。
最後に、感染防止対策徹底のご協力のお願いです。ワクチン接種の普及や新たな治療薬の開発等により、感染拡大防止に一定の効果が見られていますが、変異型ウイルスにより、さらなる市中感染の拡大も心配されます。引き続き、感染拡大防止対策への協力をお願いいたします。
また、各自の判断となりますが、ワクチン接種についても、引き続きご検討くださいますようお願いいたします。
以上