キャンパスリポート
春休みにSL活動のキャンパスイベントとオンライン日本語・教科学習支援教室を実施しました!
2023年4月28日
サービスラーニング(以下、SL)は、授業と関連して活動していますが、大学の長期休暇期間中でも、コミュニティフレンド(以下、CMF)活動は秦野市の外国籍市民と本学を繋ぐ大切な役割を担い続けています。
2022年度春期休暇中は、秦野キャンパスにて、2月7、21日、3月9日に対面イベントを実施しました。
2月7日(火) テーマ:はがきを書こう!
本学学生7名、外国籍住民8名がSLセンターに集まりました。まず、日本のはがきの書き方を学んだ後、その場にいる全員にはがきを配り、誰に宛てて書くかを決め、思い思いに書き進めました。
ある外国籍の小学生は、「CMFで一緒にお勉強したお姉さんに書く!」と言い、ある外国籍児童の保護者は、「割増切手を貼って、母国にいる家族に送りたい」と言って、母語と日本語で文字をつづりました。学生たちは子どもたちだけでなく、保護者の作成の手伝いもしながら、コミュニケーションを図っていました。とても微笑ましい光景が見られる会となりました。
2月21日(火) テーマ:大学内を探検しよう!(子ども向け) 進学に向けた相談会(保護者向け)
本学学生3名、外国籍住民8名が参加しました。この回は、子どもと保護者に分かれて、2つのテーマで実施しました。今回集まったのは5,6歳児の保護者だったため、保護者向けには、進学相談会を開きました。その間、子どもたちは学内の教室などに置かれたクイズを解きつつ、施設を見学・体験しました。学生は、子どもたちから正解を引き出す ためにヒントを出しながら、一緒に楽しんでいました。
3月9日(木) テーマ:南米のお祭りを体験しよう!
南米には「ピニャータ」という伝統的な催事があります。日本のくす玉のようなものの中にお菓子がたくさん入っていて、それをその場にいる全員で割り、楽しむというものです。チューターに日系の南米出身者がおり、文化交流として実施しました。
最終日のこの日は、学生4名、外国籍住民(とその知人)が16名集まり、大盛況となりました。学生たちはピニャータに興味を示す小さな子どもに「ちょっと下がってね」と優しく声をかけつつ、文化交流を楽しんでいました。
この3日間以外にも毎週金曜日にオンラインで日本語・教科学習支援教室を継続しました。7日で学習者累計37名が参加し、学生は春休み中でしたが、累計13名が支援に携わりました。
2023年度も学生にとって大きな学びの場となるだけでなく、関係者の皆さんすべてにとって実りの多い場所になるように、SLセンターは活動の場を提供していきます。