キャンパスリポート
FDハイフレックス授業研修を行いました
2021年3月8日
本学には、ファカルティディベロプメント(通称FD)委員会という組織があり、授業やその他の職務のスキル向上に向けて、年間を通じて様々なイベントを企画運営しています。
2020年度はコロナ禍により、本学では秋学期のゼミナールを除き授業はすべてオンラインで行われましたが、2021年度は原則として全授業をハイフレックス(Hybrid-Flexible の略)という方法で行うことになりました。ハイフレックス授業というのは、キャンパスで対面により授業に参加する学生とオンラインで授業(Zoomによるリアルタイム)に参加する学生が混在するクラスの運営方法です。
FD委員会では、3月3日に「オンライン授業の工夫と実践―ハイフレックスへの備え」というタイトルで 研修会を開催いたしました。非常勤講師を含む50名近くの教職員が、キャンパスからの参加、又は、Zoomによる参加を選んで、同時に研修に参加し、狩野晶子教授の講演をハイフレックスで体験しました。昨年のZoomによるオンライン授業との違いを体験し、活発な意見交換が行われました。
授業を担当する教員は、通常とは異なり、学生の側から見たハイフレックス授業のイメージを掴むことができました。また、対面で参加した教員は、学内の感染防止対策のための様々な工夫について確認する良い機会となりました。
研修会を終えて、各教員は新学期の授業をどのように行うか、学生を想像しながら授業の運営方法の見直しを進めています。上智大学短期大学部では、2021年4月に向けて、在学生、新入生をお迎えする準備が着々と進みつつあります。
F D委員会委員長 宮崎幸江