キャンパスリポート
理事長による人間学I合同授業を実施致しました
2018年6月15日
「人間学I」とは本学で唯一の教養必修科目です。「人間とは何か」という大切な問いを「かかわり」という視点から考察する授業です。学生たちは、キリスト教ヒューマニズムの基本を学ぶことによって、自分自身の価値観を吟味し直し、人生観を大きく広げることができます。
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キリスト教ヒューニズムは、上智大学の建学の精神そのものです。そこで、上智大学の建学の精神とその歴史を学ぶことによってキリスト教的な人間観に親しむ、ということを目的に、6月13日(水)に佐久間勤上智学院理事長による人間学I合同授業を実施致しました。
上智大学がどのような理念に基づき、またいかなる歴史的な経緯によって創設されたのか、さらに上智大学短期大学部が設立された目的は何だったのか、学生たちは、理事長から直接教えを受ける機会を得て、本学に学ぶ意義と誇りを改めて感じ取ることができたようです。出会う人一人ひとりに対して私は何ができるのか、それを考えるときに自分が活きる、という理事長のメッセージは生き方についての大きな指針を与えてくれるものでした。
学生たちからは、「上智大学と上智大学短期大学部は理念の上で一つながりであることが分かった」、「戦争や震災などの苦難を乗り越えて伝統を繋いできた先人たちの努力があったからこそ、今の短大があるということを知ることができた」、「この学校のことがさらに好きになった。上智ファミリーの名に恥じぬよう努力していきたい」、「卒業後も周りに流されずに、自主的に自らを育てることができるようになりたい」などの声が聞かれました。
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