上智大学短期大学部 Sophia University Junior College Division

キャンパスリポート

学期及び学年末を迎えて

2017年1月23日

  2016年度秋学期も学期末に近づき、学生達は各々が履修する授業で学習の総まとめを行っています。

 本学のカリキュラムは、学生達が多様な形で学修成果を示すことができるように組まれています。例えば必修英語科目のように、本学で多く開講されている能動的な学びを求められる授業では、これまでの学修成果を表現するため、個人やグループによる口頭発表等が行われています。また、講義系の科目では、成績評価において試験やレポート等の課題の比重が大きいこともあります。

 このような学修方法は学期末に限ったことではなく、本学では学期を通して様々な形で学修成果を示す機会が多くあるため、学期の終了時点では、例えば日々のペアワーク、グループワークやディスカッションでの貢献、小テスト、ノート提出、授業後のリアクション・ペーパー、調査レポート、小論文、SNSでの意見交換、授業と結びついた地域貢献、定期的な口頭発表等、既に多くの作業を成し遂げています。このように、本学では比較的長いスパンで多面的に学生を評価する仕組みを取っています。また、一人ひとりの知性や能力は多様ですので、それらを総合的に見ることが出来るよう努力しています。

 ただ、既に書きましたように、全体として能動的な学びを行う科目が多いため、口頭発表や論文等は学修の総まとめとして重要な作業です。特に1年次生と2年次生の両者が履修するゼミナール科目では、研究成果の口頭発表の準備や論文作成のため、学生達は忙しい日々を送っています。2年次生は、本学における2年間の学びの総まとめである「ゼミナール論文」の作成に取り組んでいます。学生が論文で扱う分野は、言語学、英語教育、コミュニケーション学、日本語教育、多文化共生、文化人類学、英米文学、哲学、教育学、歴史学、宗教学、平和学等があり、各分野における多様なトピックについて研究を続けています。

 ゼミナールの授業の最終日に設けられる「リフレクション・タイム」では、学生達が自らの学修成果を文書でまとめた「学修ポートフォリオ」を持ち寄り、それらを基に学修を振り返ります。

 

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