キャンパスリポート
「基礎ゼミナール」が始まりました
2016年4月26日
「基礎ゼミナール」は、本学の教育理念である“Men and Women for others, with others”を目指す学生生活への導入となる1年次生必修の授業です。この授業では、学生同士のディスカッション、プレゼンテーションを中心に日本語での発信力を磨きます。
また、ノートテイキング技術や要約の仕方、小論文の書き方を実践的に身につけます。このような学びを通して、大学での学びに必要なアカデミックスキルを身につけ、将来のキャリア形成を視野に入れた大学生活のプランをたてることを目標としています。 今年度、「基礎ゼミ」を担当する6名の教員は、初回の授業開始前から今年度の内容や課題について話し合い、毎回授業前に進捗状況を確認し合ってから授業に臨んでいます。初回の授業では、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんについてのDVDを観て「他者のために、他者とともに生きる」とはどのようなことか、ディスカッションを行いました。今年の１年生は意欲的で積極的にディスカッションに参加し、意見交換する姿が見られました。今後の授業が楽しみです。 本学学生の卒業後の主な進路は、約50％が進学を、約40％が就職を希望していますが、いずれの進路にも論理的、批判的に思考し発信する力が必要とされます。「基礎ゼミ」では、最終的には受講生一人一人が将来の夢を実現するためのリサーチを行い、希望する進路を実現する上で必要な基礎力の育成を図っていきます。
本学の教員が独自に作成した「基礎ゼミ」のテキスト『Essentials』のサブタイトルは、「A Guide to Finding the Right Career Path for You」。「基礎ゼミナール」が学生一人一人にとって、最善のキャリアを探求し、実現するための道しるべとなることを願っています。
英語科准教授 杉村美佳
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