同窓生と学生をつなぐ授業『キャリアプランニング』
森下 園 教授
専門分野：歴史学(英国史、西欧中世史、女性史)
先輩が伝える卒業後のキャリアプラン
本学の選択科目である『キャリアプランニング』は、他の科目とは少し違った授業です。この科目では労働法の知識や現在の女性のライフプランなどについて学び、その上で多彩な同窓生講師の現在の活動について聞くことで、長期的なキャリアプランを考えます。毎回異なる同窓生講師が本学在学中に学んだこと、取り組んだ活動、卒業後の進路、現在の仕事や活動などについて講義し、学生からの質問に答えます。 同窓生と在学生をつなぐこの授業は2004年に始まりました。2023年度は19名の同窓生講師がメーカー、小中学校での英語教育、海外での教育支援活動、IT関連、フリーランス、大学職員、映画プロデューサー、英語教材の開発などの仕事や活動について語る予定です。また地元である秦野市役所からゲスト講師をお招きして、リアルな地方行政や公務員のお仕事について学ぶ回もあります。
先輩からのメッセージ
大学卒業後も長い人生です。卒業後の進路そのままに経験を積み重ねる先輩、転職を経て様々な業界を経験している先輩、海外での生活、働きながらの資格取得や通信制大学での学位取得、闘病体験や社会活動など先輩の語る内容は多岐にわたります。先輩の言葉は、「失敗を恐れないで」「だめだと思っても、必ず新しい道がひらける」「がんばっているあなたを見ている人が必ずいる」「チャレンジする勇気を持とう」、そして「他者のために、他者とともに」の理念の実践がさまざまな人々との出会いにつながり、そこから新しい道が見つかるという後輩への励ましのメッセージとなっています。
