キャンパスリポート
「ソフィアにほんご教室」クリスマス会を開催
2024年3月6日
本学では、秦野市在住の外国にルーツをもつ児童・生徒やその家族を対象に日本語学習・教科支援を行う活動を継続的に実施しています。「ソフィアにほんご教室」は対面での日本語学習・教科学習支援教室です。本学授業期間中は毎週2回、火曜日と金曜日の夕方に公民館などで開催しています。
今回は、2023年12月に行われたクリスマスイベントの様子をご紹介します。
はじめに、2023年度秋学期に教室に参加し、学習に励んだ子どもたちに表彰式を行いました。子どもたちは、それぞれが取り組んだプリントを製本した分厚い冊子と、学生手作りの表彰状を受け取りました。子どもたち自身が自分がどれだけがんばって学習に取り組んだのかが実感としてわかり、担当した本学学生からもたくさん褒めてもらえて嬉しそうでした。
次は、学生が準備したゲームとクイズで楽しい時間を過ごし、クリスマスリースを一緒に作ったあと、イベントのハイライトは“ピニャータ”割り。中・南米の国のイベントで使われる、中にお菓子やおもちゃなどを詰めた紙製のくす玉です。チューターと学生たちが手作りしたピニャータを割ろうと、子どもたちは代わる代わる棒でたたきます。割れた瞬間には歓声が上がりました。
日々の学習と今回のようなイベントを通して、学生と子どもたちは、ともに個性を活かした信頼関係を築きます。子どもたちが楽しく学び続けられる場を作るため、本学の学生たちは試行錯誤を重ねながら学び、こどもたちに優しく寄り添い、支え続けるサービスラーニング活動に取り組んでいきます。
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