キャンパスリポート
ソフィアオンラインにほんご教室 ‐ 夏休み期間中の活動
2020年10月7日
本学では、秦野市在住の外国にルーツをもつ児童・生徒やその家族を対象に日本語学習・教科支援を行う活動を継続的に実施しています。本年５月よりビデオ会議アプリZoomを活用してスタートした、オンラインでの日本語学習・教科支援教室（ソフィアオンラインにほんご教室）は、夏休み期間中も開かれました。
サービスラーニング活動に参加を希望する学生を対象に開講される「サービスラーニング入門講座」を終えた、熱意あふれる１年生が中心となり、８月に４回、９月に６回、計１０回行われました。今回は、夏休み教室での心温まるイベントをご紹介します。
学生はこどもとペア、または、2～3人ずつの小グループに分かれ、夏休みの宿題や苦手分野に取り組んだり、お話したりしながら、一緒に楽しく勉強していました。
夏休みの出来事について話しているときに、「今年は花火大会が中止になってさみしい。」との話が出たことがきっかけで、みんなで花火大会をすることが急遽決まりました。学生も、子どもたちも、限られた時間の中、それぞれ思い思いの花火を作成しました。進行係の学生が見つけてきてくれた、花火大会を盛り上げるBGMが流れる中、色とりどりの花火が次々と画面上に打ちあがりました。お互いの花火を褒め合ったり、学生考案の花火の歴史クイズを通して、花火の豆知識を得たり、短いながらも楽しい時間を共に過ごし、コロナ禍の夏の特別な思い出となりました。
学生たちは、これまでの枠にとらわれることなく、子どもたちのために、今だからこそできることを考え、仲間とともに試行錯誤しながら、今日もこどもたちに優しく寄り添い、支えています。