上智大学短期大学部 Sophia University Junior College Division

キャンパスリポート

南米からの留学生が、サービスラーニング活動に参加しました

2018年8月7日

今年度で4年目を迎えた、上智大学・上智大学短期大学部(以下、短期大学部)・南山大学が3大学で運営するLAP (Sophia Nanzan Latin America Program) 。昨年度に引き続き、2018年7月、LAPに参加し上智大学に現在留学中の学生たち3人が、本学のサービスラーニング活動に参加しました。

LAP 1留学生が参加したのは、外国にルーツをもつ児童・生徒やその家族を対象に、日本語学習・教科支援を行う、「コミュニティーフレンド」活動です。週3回、18:00頃から1時間半、秦野市内の公民館などで行っています。メキシコ、ブラジル、コロンビアからの留学生の姿が見えるや否や、学習に来ている子どもたちはすでに興味津々の様子。最初は、恥ずかしがっていたものの、ポルトガル語、または、スペイン語で優しく話しかけられると、堰を切ったように、子どもたちと留学生とのコミュニケーションが始まりました。留学生の皆さんは、子どもたちといっしょに、絵本を読んだり、お互いに質問をしあったり、楽しそうに交流を図っていました。普段は、子どもたちの学習のサポート役である本学の学生たちは、外国からのお客さんに臆することなく、知っている英語を駆使してコミュニケーションを図ろうとしたり、生き生きと母国語で話したりする子どもたちの様子に新たな一面を発見するとともに、子どもたちに感化され、積極的に英語で留学生との交流を楽しんでいました。学生たちは、地球の反対側から日本に学びに来た留学生たちと接することで、これまで知らなかった新たな世界を発見し、覚えたばかりの日本語で、一所懸命に自己紹介をする留学生たちの姿に、大きな刺激を受けた様子でした。LAP 2

留学生のみなさんも、四谷キャンパスとは違う、秦野という1地方都市で起きているグローバル化を目の当たりにする機会になったようです。

短い時間でしたが、留学生の皆さん、子どもたち、本学学生、それぞれにとって、意義のある交流の時間となりました。

 

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