キャンパスリポート
春学期授業開始から2週間を経て
2020年6月11日
春学期授業はすべて遠隔（オンライン）授業として実施されることが決定されてから、新入生も2年生も、教職員も互いに連絡を取り合いながら、新たな学期での学びに向けた科目選択のための履修相談、そして履修登録を乗り越え、緊張と期待で授業開始日5月25日を迎えてから、丸2週間が過ぎました。
本学での遠隔（オンライン）授業には、学生の能動的な学びを含むリアルタイム配信のほか、授業動画や⾳声付スライド動画を視聴して取り組むオンデマンド配信、提⽰された課題や資料を元に学修する方法、またこれらを組み合わせて行う方法があります。はじめの1週間は、大学としてこの教育上の新たな取り組みに可能性を見出しながらも、オンラインシステム上の問題や教育上の課題の洗い出しを続けて改善に努めてきました。現在は、おおむね、落ち着き、多くの授業では、工夫を重ねながら経験を積み重ねていっています。学生も教職員も、新しいルールやマナーに気を付けながら、リアルタイムの授業を可能とするZoomを初めとし、オンライン上の様々なツールを使いこなしながら、新しい様式の活用に取り組んでいます。
まだしばらく、コンピュータースクリーン越しや遠隔での課題のやり取り等を通した授業が続きます。これから暑くなる中、学生の皆さんには、生活のペースに気を付けながら、じっくりと学習にとりくみ、新しい様式の中で、より多くの学びを得てほしいと願っています。