上智大学短期大学部 Sophia University Junior College Division

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卒業生インタビュー

ヒロセ電機株式会社
2019年度卒業

たくさんの学びと出会いのもとで成長し、「自分も知らなかった自分」を発見する喜び

 

世界を舞台にしたビジネスの一端を担う手ごたえ

短大で磨いてきた英語力を活かし、世界を相手にした仕事に携わりたい―そんな思いから、上智大学短期大学部を卒業後にヒロセ電機株式会社に入社しました。ヒロセ電機は、通信インフラやコンピュータ、自動車、産業機器など、あらゆる製品に欠かせないコネクタ部品を開発するメーカーです。世界 40カ国以上での取引があり、その海外売上高比率は7割を超えています。

私は現在、営業本部の一員として車載用のシリーズを担当し、その受注から納入までを管理しています。中国・台湾・アメリカ・EUの販売会社や各地の工場との連携のもと、納期や生産計画を調整し、お客様のニーズに対応するのが私の役割です。多数の案件が絶えず同時に進行するため、その管理方法は常に工夫が求められており、さまざまな可能性を先回りして考え、ミスのない対応に努めています。

海外スタッフとは普段、英語でのメールのコミュニケーションが中心です。来日時に対面した際など「いつも丁寧な対応をありがとう」と感謝の言葉をかけてもらったときには、グローバルな事業の一端を担う実感とやりがいを覚えます。

 

英語力を高め、「伝える力」を磨いた2年間

高校のときから英語への興味が強く、進路指導の先生に勧めていただいたことをきっかけに、指定校推薦で上智短大に入学しました。上智短大の豊富な就職実績や、就職サポートの手厚さには大きな魅力を感じました。自然豊かなのびやかな環境で学んだ短大での2年間は、たくさんの出会いを得て自分の幅を広げた貴重な時間です。ネイティブの先生の授業や英語でのプレゼンテーションの機会も多く、そのレベルの高さに最初はとまどいながらも徐々にペースをつかみ、英語力を高めることができました。

学生一人ひとりが自由にテーマを設定し、調査・分析して研究内容をまとめ、発表するゼミナールもとても有意義なものでした。友人たちの個性豊かな研究発表を聞き、今まで知らなかった知識や視点を得るのが楽しく、毎回手を上げて積極的に質問しました。私自身は生涯スポーツを研究テーマとし、何度となく発表の機会を持つことで、人前で臆せずに自分の意見を発信する力を身につけました。

上智短大の学生は全国各地から集まり、海外出身の人も少なくありません。多様なバックグラウンドを持つ人々と関わり合い、共に学ぶ中で、将来自分が社会でどのように働きたいかも少しずつ明確になってきました。いろいろな価値観に触れながら成長を続けたい。若手でも責任ある仕事に携わり、周囲の人の役に立ちたい。そうした志向を持つ、自分でも知らなかった自分を発見することができました。

 

グローバルに活躍できる人材を目指して

就職も編入学も選べるという将来への広がりは、上智短大の大きな特長だと思います。私自身は最初から就職を考えていましたが、編入学を目指す友人からもたくさんの刺激を受け、お互いの進路に向けて励ま し合い、支え合いながら就職活動や勉強に取り組みました。それぞれ違った道を歩む今も、何でも話せる良い関係です。

ヒロセ電機は、短大に寄せられた求人情報を通して出会った会社です。就職活動にあたっては、進路担当の職員の方々にエントリーシートの添削や面接練習を何度もしていただき、親身に相談に乗ってくださっ たおかげで今の自分があると思っています。

次年度には入社4年目を迎えます。当社が海外展開を加速させる中で、業務に欠かせない英語力を一層磨きながら、幅広い経験を積み、グローバルに活躍できる人材へと成長していきたいです。

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